著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

小林亜星が豪快に語った作曲法 そして「寺内貫太郎一家」頑固オヤジ役ができあがるまで

公開日: 更新日:

「北の宿から」をはじめ、日立製作所の「♪この木なんの木気になる木~」やエメロンシャンプーの「ふりむかない~で」など耳に残る数々のCM曲を作られた作曲家の小林亜星さん。

 作曲法について尋ねると亜星さんは「ギャグ作る時に頭抱えて考えますか?」とMCのトミーズ雅くんに聞きました。「ほとんど思いもしないアドリブで出てきますね」「そうでしょ! やっぱり一緒だ。私もほとんどがひらめきで15分以内かな~30分考えて出てこないときはいったん捨てて、何時間後か翌日に作るようにしてます」と、とんでもない早さで作曲されていることを明かしてくださいました。

「そしたら『北の宿から』も15分ですか?」「あれは10分かかってないんじゃないかな、すぐあの旋律が浮かんだから依頼されたのと同時にできたぐらいの感覚かな」「そしたら曲作るのに苦労したことは?」「ないな~。だってできないときはしないから。アハハハ!」と豪快に大笑い。

 こんなすごい話を嫌みなく少年のようにおおらかに話される小林さんを見ていて「この感覚で何千曲も作ってきたんやから才能ってすごいな……」と感心したものでした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  2. 2

    俳優・平岳大さんが語る『SHOGUN 将軍』撮影秘話 人生とリンクする「2匹の招き猫」との出会い

  3. 3

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    マチアプ使い夫婦で“美人局”…若妻との行為中に帰宅した夫が「不倫やぞ」と現金奪う

  2. 7

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 8

    辞め女子アナ人生いろいろ…元TBS小林悠「半額の刺し身でひとり夕食」、元NHK住吉美紀「長い婚活の末に再婚」

  4. 9

    高市早苗に「総裁の品位」みじんもなし…文書郵送も裏金推薦人もわれ関せず“居直り”連発

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!