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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「ラストマイル」興収50億円の大ヒットでも…満島ひかり初の「最優秀主演女優賞」を阻む長澤まさみの存在

公開日: 更新日:

 9月13~15日の全国映画動員ランキングが興行通信社から発表され、「スオミの話をしよう」が観客動員数約31万3000人、興行収入約4億3900万円で、初登場1位に輝いた。8月23日に公開された満島ひかり(38)主演の「ラストマイル」が3週連続で首位をキープしていたこともあって、映画業界はその対決に注視していたが、軍配は「スオミ──」に上がった。

 筆者の独自試算によると、「スオミ──」の最終興収は約25億円前後になる見込み。長澤まさみ(37)の主演作品で興収が25億円を超えるのは、2022年1月公開の「コンフィデンスマンJP 英雄編」の約28億9000万円以来となる。“邦画で最も稼げる女優”の座は、まだまだ揺るがなそうだ。

 一方、「ラストマイル」の最終興収は筆者の試算では50億円超。快進撃を続ける満島ひかりの評価はすこぶる高く、今、映画関係者の間では、これから始まるさまざまな映画賞での“主演女優賞”候補は、この2人の直接対決になるだろうと噂されている。

 中でも関係者が特に注目しているのは、“邦画における最高峰の映画賞”とも称される「日本アカデミー賞」の最優秀主演女優賞の行方だ。長澤は第44回(20年)に「MOTHER マザー」で同賞を受賞した。最優秀助演女優賞も第28回(04年)の「世界の中心で、愛をさけぶ」、第43回(19年)「キングダム」で受賞している。

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