羽賀研二の「不徳」と「悪名」…3度目逮捕は処分保留で釈放も、芸能界復帰は絶望的
3度目の逮捕劇が報じられ、「希代のワル」との印象を新たにした羽賀研二(63)が処分保留で釈放となった。15日午前11時半過ぎ、勾留先の名古屋市の中警察署から出てきた羽賀は報道陣に一礼して車に乗り込み、その場を後にしていった。
羽賀は昨年6月、所有する沖縄県北谷町のビルと土地について、差し押さえから逃れるためにその所有権を別会社に移転したとする嘘の登記をした疑いで9月に逮捕された。共犯として、山口組弘道会の大物組長らも逮捕され、裏社会との関わりもあぶり出されたとして、かつての交際相手、梅宮アンナの亡き父、梅宮辰夫さんの言い放った「希代のワル」とのフレーズとともにメディアは特集で報じたものだ。しかし、名古屋地方検察庁は起訴・不起訴の判断には至らないとした。今後は在宅での捜査が進められると報じた。
愛知県警は詰めが甘かったのか、そもそも逮捕容疑が甘かったのか。
「今回の容疑となった不正登記という見立てからしておかしいというのは、逮捕時、複数人の司法書士が証言していました。個人から会社へと、不動産の所有名義変更はよくあることであり、登記自体には違法性がないとのことでした」とは法曹関係者。