清原果耶主演「マイダイアリー」大苦戦…"選挙で1回休み"と既視感ある設定が逆風に
よほどストーリーが面白ければ、上昇余地もありそうだが、「初回を観る限り厳しそう。視聴者を増やす要素はあまりなかったのでは」と、前出のライターは分析する。
■「おかえりモネ」を彷彿させる"優しくてまじめ"な主人公
「ノスタルジックに描く青春ドラマというコンセプトではありますが、ストーリー展開、登場人物のキャラなどの設定が既視感に溢れた印象です。清原さんが演じる"優しくてまじめ"な主人公も、彼女がヒロインを演じた21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主人公・永浦百音を彷彿させます。その周りを固める友人も心優しい若者たち…。落ち着いてゆったりと見られるのですが、刺激が足りないと思ったドラマファンは敬遠したのでしょう」
清原は、15年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でデビュー。オーディションでプロデューサーの目に留まり、「今後大きくなる逸材」と抜擢された。その期待通り成長し、18年に主演したNHKドラマ『透明なゆりかご』で産婦人科の看護師見習いの女性を演じて、数々の賞を受賞。21年公開の映画『護られなかった者たちへ』では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、同年の『おかえりモネ』でヒロインを務めた。