TBS「ジョンソン」失敗で明確に TVは出るのも見るのもオジサンオバサンばかりでいいのだ
1年を待たずに終了した若手お笑い芸人たちのバラエティー「ジョンソン」(TBS系)。その後番組の「THE MC3」がスタートした。
中居正広、東野幸治、ヒロミの3人によるトークバラエティーで、1、2回見たが、安定感はあるが、新鮮味はない。
そもそも、「ジョンソン」は若手お笑い芸人の番組が売りだったが、かまいたち、見取り図、モグライダーらレギュラー陣はほぼアラフォー世代で若手を前面にといえるほどの若手ではない。それを若手と言ってしまえるところが「老人大国日本」のなせる業だ。
その若手が玉砕、アラフォーで駄目ならアラフィフとこの3人に白羽の矢が立ったのだろう。
月曜21時は日本テレビでは「しゃべくり007」を放送している時間帯であり、こちらもネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルとレギュラー陣はほぼ同世代。くしくもオジサン対決となった。
結局のところ、この時間にテレビを見ているのは中高年。彼らにしてみれば同世代の番組は安心して見られる。さらに言えば高齢者にとってもイメージできる「若者」とはせいぜいその世代までで、それより下世代の話はモスキート音のように耳に入らないのでは。