所属事務所「サムデイ」破産で篠田麻里子の“さげまん伝説”再起動? 事業破綻・出演CM企業に不祥事続発の過去
ジンクスが語られるようになったきっかけとされるのが、2014年に起きた破産劇だ。当時、篠田はファッションブランド「ricori」を展開しており、店舗の経営にも関与。しかし、同年7月にはオープンから1年半弱で全店舗閉鎖に追い込まれ、ブランド事業はあえなく終了した。
翌15年4月、篠田が同年1月にCMに出演していたABCマートが、当時、日本テレビに勤務していた上重聡アナウンサー(当時35)に対して巨額の利益供与を行っていた事実が判明。また、同年2月に篠田はりそな銀行のCMへの出演を開始したが、6月には同行の行員が某支店への著名人の来店についてツイッター(現X)に情報を流出させるという不祥事を起こし、世論からの厳しい批判を受けることとなった。これら単なる偶然ながら時期が重なっていたために生まれたのが、「篠田麻里子のさげまん伝説」というわけだ。
本人にしてみれば「ricori」を除けばCMに出演していただけだが、それでも人々の間では一定の説得力を持ったジンクスとして語られるようになったという「とばっちり」の集合体である「さげまん伝説」。どうせ偶然なのは間違いないが、所属事務所破産の後に何かが続けば、世間から再び揶揄の声が上がりかねない。