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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

和田アキ子「トドみたいな…」発言 炎上の背景にあった“関西話法”への嫌悪感

公開日: 更新日:

 パリ五輪で悲願の金メダルに輝いた北口榛花が、インターバル中に寝そべりながらカステラを食べる姿を「トドみたいなのが横たわってるみたいな。かわいいな」と例えて炎上した和田アキ子(74)。

 やり投げ決勝での姿を捉えた画像だったのだが、北口がインターバルでカステラを口にするのは、日本記録をマークした際に食べていたことからの験担ぎでもある。父がパティシエであるにもかかわらず、手軽なコンビニスイーツをおいしそうに食べるため、視聴者やファンにとって心温まる恒例行事としてお馴染みとなっていた。「動物に例えるのは失礼」「トドは褒め言葉ではない」といった批判に、楽園へ土足で踏み込んだ者を迎え撃つ痛烈ささえ感じられたのも当然だったのだ。

 結果、和田は出演番組で「不適切だった」「リスペクトが足りなかった」と平謝り。これには、「本人から言われたわけでもないのに」「何も言えなくなる」などとおもんぱかるコメントも散見されたが、メディアからの退場を求める厳しい声すら現れ、長引く炎上となってしまった。

 こうしたなか、関西人や関西弁を引き合いに出す(恐らく)関東人からのコメントが目を引いた。

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