美容外科を選ぶ20~30代医師は10年で4倍に…女医の解剖中の不適切投稿炎上で問われる"直美"の是非

公開日: 更新日:

 美容外科に務める女性医師の投稿が物議を醸し、改めて「直美(ちょくび)」の問題がクローズアップされている。

 発端は、グアムでの解剖研修に参加した東京美容外科の医師・黒田あいみ氏が解剖室とみられる場所などで撮影した動画や写真などをSNSに公開したことにある。一部はモザイクがかかっていない解剖中の献体の頭部が映ったものや、解剖が行われる場所で複数の医師らと並んでピースする写真などがあった。

 これにはSNSで《経緯がどうであろうと解剖した御献体の写真をブログにふざけて載せるなでしょ》《医者でサイコパス?即刻医師免許停止にして二度と復活させるべきではない》《倫理観も道徳も無い》などと批判が殺到した。

 そこに黒田氏の所属する東京美容外科の統括院長である麻生泰氏が「黒田先生は、学生時代のホルマリン固定標本とは異なる、精度の高いfresh cadaverを初めて目にした感動をなんとか伝えようと、あのような投稿になってしまいました」と説明し、不適切であると認めつつ「動機は善で、彼女に他意はありません」などと"擁護"し、大炎上に。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

  2. 2

    「かわいそうな日本の老人」…訪日した中国人がタクシー運転手にギョッとするわけ

  3. 3

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  4. 4

    佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」

  5. 5

    大学准教授がすすめる「年賀状のしまい方」出す方も受け取る方も“負担のない”ポイントは?

  1. 6

    秋篠宮家の“迷い”に疲弊する宮内庁職員の嘆き…筑波大まで通うのか宿舎に入るのかで異なる警備問題

  2. 7

    「反ワク本」はデタラメだ! 標的にされた製薬会社Meiji Seikaファルマが調査結果を公表

  3. 8

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 9

    マイナ保険証登録解除「791件→1万3147件」に激増の裏側…20日間で16倍の異常事態

  5. 10

    故・小倉智昭さんが語っていた「副業の苦労」と「老後の後悔」…シニアの起業の注意点とは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル”報道の波紋…解決済みでテレビ出演続行、お咎めなしか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由