松坂桃李『御上先生』12.2%で高評価も…『べらぼう』『ホットスポット』とは異なる唯一の“弱点”とは
《やっぱり演技がうまい》《しびれた~》などと主演の松坂桃李(36=写真)は褒めそやす声であふれている。TBS日曜劇場「御上先生」。19日放送の第1話の世帯視聴率は12.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、前作「海に眠るダイヤモンド」の11.0%を大きく上回る好発進となった。同日放送の横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」第3話(11.7%)も超えてきた。
レビューサービスFilmarksでの評価も5点満点で3.8。「海に眠る」の4.4より劣るが、まだ始まったばかりで、まずまず高評価と言えそうだ。その「御上先生」は《文科省のエリート官僚が高3の担任教師に! “官僚教師”が行う独自の授業とは!? 令和の18歳と共に日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう大逆転教育再生ストーリー!》(公式HPより)。
「松坂さんをはじめ、吉岡里穂さんなど教師役、生徒役のキャストの面々の演技力はもちろん、詩森ろばさんの脚本もプロットがしっかりしている。共作とはいえ松坂さんの主演映画『新聞記者』(2019年)を手がけただけあるなあ、と。まだストーリーに大きく絡んでいない主要キャストの存在など、考察好きをそそる“謎解き”の要素もうまく散りばめられています。さすが老舗の看板枠、日曜劇場としか言いようがありません」(テレビ誌ライター)