フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚
フジ・メディア・ホールディングスが設置を発表した「経営刷新小委員会」は5日、会社側に「経営の透明性確保」「コンプライアンス確保の体制」など5つの項目の点検を求める要望書を提出したことを明らかにしている。
「3月末を目標とした第三者委員会の結論が出るまでの間に、フジがどういうふうに変わっていくのかを表明できる材料を表に出していきたい」
文化放送の斎藤清人社長(60)がこう話すように、《今般のタレントと女性のトラブルに関する会社の対応、対外説明等による影響に関する調査》を目的とした当該委員会は、中居正広氏の女性トラブルを巡り、フジテレビ幹部社員の関与が疑われている問題などの調査を開始している第三者委員会とは別組織だ。
しかし、その実効性に疑問の声があがっている。
メンバーは斎藤氏をはじめ、伊東信一郎(74)、清田瞭(79)、熊坂隆光(76)、島谷能成(72)、茂木友三郎(89)の各氏など、フジ・メディアHD社外取締役から構成されているからだ。しかも、半数が70代以上のベテラン。