萩原健一(8)「小説家に守秘義務はないのかね?」

大麻事件からの解禁後、ショーケンの事務所の桜井五郎社長と飲む機会があった。1年間のブランクでCMなどの賠償金をはじめ、ショーケンは多額の借金を背負っていた。もっともショックだったのは公判中に母親を亡くしたことで、傷心の彼は謹慎中に母親の弔いと人生相談のため、瀬戸内寂聴(2021…
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