フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

公開日: 更新日:

「切腹最中」持参し有力政治家の事務所回り

 結局、反町氏は報道局内の全体会議で文春報道については謝罪したが、社内処分は一切ナシ。20年に執行役員、21年には取締役と昇進を続けた一方で、女性記者2人は異動して政治部を離れた。番組出演者を守り、被害女性を切り捨てる──。性暴力を認定された中居正広氏への対応と同じ構図は、反町氏が「日枝久元会長のゴルフ仲間で、大のお気に入り」(フジ関係者)だったこととも無関係ではないだろう。

 第三者委は報告書のうち、この問題に10ページを割く力の入れようで「本件ハラスメント行為自体を隠蔽することで解決を図ろうとする組織的な体質の現れ」と断罪した。

 反町氏は先月27日に取締役を退任し、1日は「プライムニュース」への出演を当面見合わせると発表された。

「『切腹最中』を持って、てっきり退任のあいさつ回りかと思いましたが……」と冒頭の目撃者はこう言うのだ。

「与野党問わず有力政治家の事務所を次々と訪問。どうも番組を継続したくて政治の力を使おうとしているようなんです」

 体格だけでなく神経もズ太すぎやしないか。

  ◇  ◇  ◇

 元SMAP中居正広氏の女性トラブルをめぐる問題の新事実が次々に明らかになったが、400P弱にわたる報告書に頻出するタレントU氏に関する記述が話題に……。●関連記事『【もっと読む】フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出』で詳報している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に