SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。
「『西園寺さんは家事をしない』のシングルファーザー役を見ても演技力は間違いなく俳優レベル。脚本の理解力が深く、ご自身でもアドリブなど加えて、より自然に面白い人物を作り上げているはず。印象が強すぎる派手な顔ではないことが強みになり、演技の世界で息長く活躍できるタイプ。花を咲かせるまでにじっくり時間をかけた分、花が落ちて枝になっても存在感のある役者になると思います。大泉洋さんのTEAM NACS好きというあたりからも、ファン側の目線に立てる方で、どういう風に人が楽しむのかを分析し、自分で自分を演出している。逆に自分を他に差し替えれば、育ての親の滝沢秀明さんのように演出もできるし、映画監督、バカリズムさんのようにドラマの脚本に転じることもできる。今後大化けする逸材だと思います」
旧ジャニーズではキラキラ活躍する仲間を、大学では就職していく同級生を横目に、崖っぷちから這い上がった松村。アイドル以外も才能開花はこれからだ。
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グループの成り立ちにも紆余曲折のあったSixTONES。関連記事【もっと読む】SixTONES「1ST」には「音楽で勝負」の決意が表れている…では、デビューの背景を伝えている。