秋吉久美子「子どもはタマゴで産みたい」発言
<1979年3月>
72年に18歳でデビューした秋吉久美子。アンニュイで、元祖不思議キャラともいえる個性的な女優として、今も活躍しているが、79年3月に結婚した際は持ち前のユニークな発言を連発して話題を呼んだ。
相手はフォークグループ「青い三角定規」の元メンバーで作曲家の岩久茂。婚約会見が開かれたのは1月4日。秋吉(当時24)は「あのう、年の初めに驚かせてすみません。愛しているから結婚します。愛しているのに結婚しないのは卑怯だと思うから。私は健康だし、十分、若いし、結婚します」と発言、報道陣を唖然とさせた。プロポーズの時期についての質問では「2年前に申し込まれてその時、頭が少しおかしくなっていて、今も少しおかしいんですが、うんと答えたんです」とこれまた珍回答。
迷言の連発につられてか、記者からは離婚についての質問まで飛び出した。秋吉は「婚約だけでこんなに騒がれるのに、浮気をして離婚発表なんてシンドイことをするのはイヤです。こんなことはこれ1回でいいもん」と語った。