秋吉久美子「子どもはタマゴで産みたい」発言
また、そのわずか1カ月後、今度は妊娠会見が開かれる。NHKの番組を降板したことで妊娠が発覚したのだ。「婚約発表した次の日にお医者さんに行ったら“ああできていますよ”と言われてしまった。あーあ」とコメント。ノンビリした態度に記者からは出産の大変さを指摘する質問も出たが、秋吉は「ものすごく痛いっていうでしょ。ぜったい私のお腹は大きくならないわ。タマゴで産みたいのよ」と仰天発言した。マスコミは“タマゴ発言”を大々的に報道した。
秋吉は後日インタビューでその真意に“社会に対する問いかけ”があったと語っている。
当時は中ピ連のウーマンリブ運動の全盛。秋吉は妊娠や出産に関して自分なりのフェミニズムがあり、それを表現したという。
ハワイでの極秘挙式は3月9日。出席者は両家の家族7人だけ、追跡する報道陣から隠れるために、ホテルのチェックインを取りやめるというハプニングもあった。挙式後は「教会の暑い中で緊張したからおなかの赤ちゃん、ゆで卵になっちゃうかも」とコメントしたが、7月28日、ゆで卵になることなく出産。「赤ちゃんて全部、ピカピカの新品なのね」「オチンチンがついてて私と違うんだもの、ビックリしちゃった」とあくまで秋吉流だった。