国際免許無効を知らずに事故を起こした松崎しげる
<2006年11月>
独特の浅黒い肌がトレードマークで、ヒット曲「愛のメモリー」やTBSドラマ「噂の刑事トミーとマツ」で知られる松崎しげる。06年11月に起こした事故が思わぬ波紋を呼んだ。
11月2日、午前10時過ぎのこと。都内で車を止めた松崎(当時56)が降りようと運転席のドアを開けた時、後方から走ってきたバイクがドアにぶつかった。バイクは転倒し、運転していた24歳の美容師男性は肘や手に1週間の軽傷を負った。
事故そのものは大きなものではなく、男性との示談も成立した。ところが、この時、松崎は米国発行の国際免許で運転しており、これが大きな問題となった。
初めて自動車運転免許を取ったのは89年、ロサンゼルスで。当時は日本とアメリカを往復する生活で、ロスのスタジオで長期間仕事をすることもあった。自分でスタジオに移動することもあって現地で免許を取得。当初、米国内だけでの運転を考えていたが、国際免許を発行してもらえば日本でも運転できるとアドバイスされ、実際に日本でも乗り始めた。