“リケジョ”ストリッパーで話題に 若林美保さんは今も現役
自吊りの初ステージは、08年10月のロック座系ストリップ劇場「浜劇(現・横浜ロック座)」。それが大好評を博し、今やすっかり代名詞にもなっている。
「ストリップファンだけでなく、ミュージシャンの方も『音楽ライブで一緒にやりたい』って言ってくださり、活動の幅がグンと広がりました。これこそ“災い転じて福となす”ですね。フフフ」
■風俗嬢時代の手取りは「毎日、20万とか30万円ぐらい」
さて、兵庫県に生まれ、山梨で育った若林さんは、高校を卒業後、東北大学工学部に入学。生物化学を専攻しバイオ関連の研究に励んだ。
その一方で、芸能界への憧れから仙台の俳優養成所に入所。女優のイロハを身につけた。
「親からは十分な仕送りをもらっていたのですが、自分の将来を決めるには経済的な自立が必要かな、と思って、キャバクラでバニーガールのアルバイトをしてました」
その店のボーイと恋仲になり、卒業後、仙台市内の宮城県対がん協会がん検診センターでアルバイトをしていたが、上京した彼を追いかけ東京へ。