「でもねえ」と、ある芸能プロ幹部がこう言う。
「現場マネジャーは女優やタレントのわがままに耐えてナンボ。灰皿を投げられようが、暴言を吐かれようが、24時間365日、笑顔で対応できなければダメなんです。逆に、それができれば芸能界で上を目指せる。ホリプロがいい例で、和田アキ子のマネジャーを務めあげた人間はほとんどが事務所幹部になっているでしょ。そりゃあ、マネジャーだって人間だから飲めば愚痴と恨み節が炸裂しますけど、そこまで務めあげてこそマネジャーのかがみなんです」
芸能界を一般社会のモノサシで測ってはいけないようだ。