芸能リポーター長谷川まさ子さん 酒豪ゆえ付いたアダ名は
飲む環境はバッチリだったわけだ。飲み始めたのは大学時代。
「20歳になって初めて口にしたのはビール。でもこんな苦いもの飲めないと思ってコークハイを飲んでいました。当時、姉といとこと3人でジャズダンスを習っていたのですが、練習の後に新宿にあった『パブレス昆』という店に飲みに行くのが楽しみでした。LGBTの人やアイドルがショーをやる店で、ある時、隣の席に渡瀬恒彦さんら男性3人がいらして、合流することになって。行ったのは新宿2丁目の店で私は背も低くて童顔だから、『こんな小便くさい子つれてきて。でも、よく飲むわね』なんてオネエさんに言われて」
■口説かれたら「もう一軒」とかわした
放送の仕事は大学卒業から。最初は「鈴木くんのこんがりトースト」(TBSラジオ)のアシスタントを、その後は「大沢悠里のゆうゆうワイド」(同)を担当した。
「早朝5時にスタジオ入りし、番組終了が8時半だから、昼どきはもう夜のような気分。昼間っから飲むこともしょっちゅうで、スタッフとビールを持って近くの新宿御苑に行ったり。それから延々飲み続けて夜中の2時まで飲んで、あと2、3時間で番組なんてこともあった。そのまま仕事に行こうとしたら『女の子なんだから、一度帰って着替えてきなさい』と諭されたりしました」