元力士・大至さんは見た 曙の一升瓶“片手5秒”の豪快飲み
モンゴル人力士らの飲み会の暴力沙汰で大騒動になったが、ワイドショーなどで出ずっぱりだったのが元力士の大至さん(50)。いまは相撲甚句などを歌う歌手として活動する一方、都内でスナックもやっている。酒との付き合いは……。
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僕はあまり強くないんです。でも、酒席は大好きだし、日本酒と赤ワインが大好きだけど、飲むとすぐに眠くなっちゃうんです。4年前に門前仲町でスナックを始めてから、飲み方をだいぶ覚えましたけどね。
飲み始めたのは早かった。父親が僕を相撲取りにしようと思っていたので、酒が飲めた方がいいだろうとまだ小学生だったのにビールを飲まされて。当時は「ウエェ、苦い」と思うだけでしたね。
中学を卒業、押尾川部屋に入門してからは先輩とかに「飲め、飲め」と言われて飲まされていました。酔いつぶれると顔中に油性ペンで落書きをされたなんてこともあったかな。
楽しみだったのは暮れの28日にやる餅つき。後援会の方がたくさんやってきて僕らは芸も披露し、一升マスをみんなで回し飲みしながら相撲甚句を歌ったり。母は茨城の久慈という漁師町の網元の生まれで、民謡や相撲甚句をよく歌っていて、それを聞いて僕も覚えたんです。