韓国ファンには見捨てられ引退…「BIGBANG」V.Iを“拾う神”
韓国のアーティストグループBIGBANGのV.I(ヴィ・アイ=28)が、11日芸能界引退を発表した。
V.Iは所有する会員制クラブの売春あっせんなどで先月27日に警察の事情聴取に応じていた。また性接待に関するグループチャットの存在、店内での暴力事件、薬物利用などさまざまな犯罪疑惑が報じられ「今や国民の逆賊としてまで追われる身……社会的な影響はあまりに大きく、引退を決心した」と自身のインスタグラムに記している。
BIGBANGは米ビルボードチャートにランクインするなど欧米でも評価されたK―POPブームの火付け役的存在。だが、プライベートに関しては、G―DRAGON(ジードラゴン・30)が11年に大麻使用で逮捕(不起訴処分)、T.O.P(トップ=31)は17年6月に兵役中に大麻を使用したとして逮捕、D―LITE(ディライト=29)は死亡事故を起こしたとされ、さらにメンバーの熱愛写真流出と“スキャンダルのデパート”状態だった。
「今月兵役を控えたV.Iに“疑惑逃れ入隊を認めない”という署名活動まで起こり、さすがに引退せざるを得なくなったのです。大統領ですら汚職で叩きまくる国民性からしたら、今まであり得ないほど甘かったとも言えますが、BIGBANGはアーティストとして高く評価されていたため、韓国のファンも今までは寛容でした。そんな韓国ファンもさすがに堪忍袋の緒が切れたのです」(韓国の芸能事情に詳しいジャーナリスト)