原田龍二は完全アウト オモシロ会見はむしろ裏目と評論家
「本当によくできた妻で、『原田アウト』と……そう言ってくださいました」
温泉俳優で人気の原田龍二(48)が「週刊文春」に掲載された不倫報道を受け、5月31日に会見を行った。
会見では女性リポーターに囲まれピリピリムードが漂ったが、不倫相手の女性に裸の写真を送って欲しいと要求したことを素直に認め、婚前に浮気し、現妻に叱られた過去も明かし、性欲は強いかと問われれば「……強いですね」と答えるなど反省しきり。その様子を見たビートたけしは「いいね~」とイジり、松本人志は原田の「ガキ使」出演希望について「まだ決まってない、困る」と語るなどすっかり“ネタ扱い”に。会見では笑いも起きたほどだったが、これで乗り切ったと思ったら大甘である。
家族問題評論家の池内ひろ美氏はこう言う。
「極めて計画的で非情な浮気内容で唖然とします。原田さんは妻にスケジュールを伝えているから、車中で浮気をしたと言いましたが、スケジュールを伝えなかったら浮気をする気があるということ。奥さんに『くださいました』と敬語を使ったのは、愛妻家キャラを守り、つまりは仕事を守りたいがための行動。ご本人的には“オモシロ会見”で落ち着いたと安堵しているかもしれませんが、面白くしたおかげで、子供や弄ばれた女性たちの心の傷はより深くなった。そこに気づいていないのが一番の問題です。浮気経験者は原田さんをかばうので、今、浮気についての考え方がわかるリトマス紙的な話題でしょう。でも、そもそも自分が優位な立場で、ファンに酷い扱いをすることは芸能人として卑劣極まりない行為。この件で笑いをとるのは簡単ですが、彼を起用するかどうかで、お笑いやテレビの真価が問われるでしょう」(池内ひろ美氏)
これにて一件落着とはいかない。