秋は死者が増える 深刻な脳卒中から身を守る7つの注意点
「細菌が脳卒中の原因とは昔からいわれていたこと。ピロリ菌除菌、風邪やインフルエンザの予防と同じで歯磨きも脳卒中の予防になります」
◆起床時は跳び起きない
脳卒中は、明け方から午前中にかけて発症することが多い。朝目覚めたらすぐに起きずに布団のなかで手足を動かしてウオーミングアップすること。顔は冷たい水ではなくぬるま湯で洗う。起きたらコップ1杯でいい、水分を取ることも大切だ。
◆大気汚染に注意
大陸から飛来する黄砂の濃度が高い日は脳卒中などの循環器疾患で救急搬送される数が増える。国立環境研究所が2003~07年の3~5月に救急搬送された成人9000人を調べた結果だ。
「米国心臓協会もPM2.5など空気中の汚れが脳梗塞の発症リスクになると警告しています」
日々の大気の汚れは環境省の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」で知ることができる。