肝臓や腎臓の病気で皮膚に「かゆみ」が表れるのはなぜ?

公開日: 更新日:

「中枢性のかゆみは皮膚の異常が原因のかゆみと違って、脳が直接刺激されて感じるかゆみなので全身がかゆくなり、かいても治まりません。抗ヒスタミン薬などの一般的なかゆみ止めは効きにくいので、治療では『k受容体作動薬』という薬が使われます」

 腎不全で透析を長い期間続けていると皮膚が黒くなる。これは皮膚を黒くするメラニンを作るホルモンが増え、色素沈着を起こす物質を排出できなくなるからだ。そして、急性肝炎や肝硬変が進むと皮膚や白目が黄色くなる。いわゆる「黄疸(おうだん)」だ。

「黄色くなるのは、血液から肝臓に運ばれて胆汁の成分になる『ビリルビン』の色です。ですから黄疸は、胆汁の流れが障害されるがんや胆石などの病気でも起こります」

 ちなみにミカンを食べ過ぎると、手のひらや足の裏の皮膚が黄色くなるが、それは病気ではない。蜜柑(みつかん)に多く含まれる「ベータカロテン」を大量に食べることで起こる「柑皮症」という現象だ。ニンジン、パセリ、カボチャ、あんず、海苔などを食べ過ぎても起こるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層