世界初! AIを使った画像診断でがん見逃しリスクを減らす

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「胃がんのAIは、国内トップクラスのがん専門施設にも協力してもらい、ほぼ完成しています。撮影した静止画像だけでなく、検査中の動画でもがんのある場所を示してくれます。正答率は専門医を上回り、96%です」

 内視鏡のAIが普及すれば、患者はどこの施設を受診しても平均以上の精度の高い内視鏡検査が受けられることになる。がん医療の“均てん化”につながるわけだ。早ければ今年中に臨床現場で使えるように手続きを進めているという。

▽東京都出身。1996年東京大学医学部卒、2005年同大学院外科学専攻修了。東京大学医学部付属病院大腸肛門科、東葛辻仲病院などを経て、06年開業。東京大学医学部客員講師。〈所属学会〉日本消化器内視鏡学会専門医、日本大腸肛門病学会専門医など。

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