モデルで食の研究家・室谷真由美さん 腎盂腎炎からの教訓

公開日: 更新日:

 実はそれまでに尿意を覚える回数が増えたり、排尿時に痛むことが何度かありました。でも、水分を多めに取るなどすれば自然に治っていたので、あまり気にしていなかったんです。今思えば「膀胱炎」の症状ですよね。

「即入院」と言われましたが、治療は抗生物質の点滴だけだったので通院にしました。自宅から病院は運転手さんが嫌がるくらい近いんですけど、2~3日タクシーで往復しました(笑い)。

 朝は熱が37度ぐらいですが、夕方から上がりだして夜は40度になるパターンの繰り返しでした。通院3日目に夫と一緒に徒歩でトライしてみたのですが、ほんの10メートルほどで100メートルを全力疾走したような過呼吸状態になりギブアップ。結局、夫におんぶされて病院へ行きました。

 でも、その日の夜に少しだけおかゆが食べられるようになると一気に快方に向かい、間もなく仕事復帰できました。

腎臓がダメージを受けるとこんなに大変なのか」と、改めて腎臓の大切さを思い知ったのと同時に、ギリギリまで頑張り過ぎてはいけないことを学びました。一番困ったのは仕事です。急きょ代役を立てたり、予定を変更してもらったり、激しい痛みの中でできる限りのことはしましたが、ひとりで抱え込み過ぎていたことを反省しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係