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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「介護する家族に報酬を」という考え方…高齢化に悩むアメリカの問題解決になるか?

公開日: 更新日:

 しかし94%の介護者は、何の報酬も受け取っていません。場合によっては自分の仕事や生活を犠牲にして、親の介護をしなければならない。これを変えようという動きが少しずつ始まっています。

 例えば、介護が必要な親が低所得者の場合、低所得者向け保険(メディケイド)が適応されれば、家族の1人を「介護者」として指定できます。介護者はその労働の対価を受け取ることができます。制度の内容や金額は州によって異なりますが、現在アメリカ50州全てで実施されています。

 また高齢者保険(メディケア)にも改革の動きがあります。特に認知症を患う高齢者ケアと、介護者への教育と支援、一時的な介護代行などを統合するプログラムが計画されています。

 こうした動きはまだまだ限定的なものですが、少しでも介護者の負担を減らすための方策を、多くのアメリカ人は待ち望んでいます。

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