老眼鏡を使いたくない人は必見!「老眼治療」はここまで進歩している
「老眼は、45歳前後で始まります。近視の人では、生活上で不便を感じ始めるのはもう少し先かもしれませんが、老眼が始まる年齢はだいたい同じです。老眼は少しずつ進み、今使っている老眼鏡も、数年後には合わなくなる。ただ、老眼は一生進行するのではなく、60歳前後で止まります。その年齢になると目の調節力はほぼ失われており、遠くの視力を良くすれば、近くを見る時には老眼鏡が必須となります」
荒井院長は、検査で目の状態を詳しく調べ、さらにライフスタイルを聞いた上で、その人に適切だと考えられる老眼治療を提案している。
■日常生活を裸眼で過ごせるようになる2つの方法
荒井院長が行っている老眼治療は主に2つ。ひとつは、「モノビジョンレーシック」だ。
レーシックは、目の表面の角膜にレーザー(エキシマレーザー)を照射し、角膜の曲率を変えることで視力を矯正する手術。モノビジョンとは、片目は遠くを、もう片方の目は近くを見やすいように視力を調整し、両目で見た時に遠くも近くも見えるようにした状態。レーシックで左右の視力に差をつけることをモノビジョンレーシックという。