令和のメガネ生活はどう変わる? 眼鏡作製技能士1級取得者に聞く
今年は、卯年。ウサギは跳びはねることから飛躍の年ともいわれる。そんな成長が期待される年だからこそ足をすくわれないように注意深く堅実に、ミスのないように物事を進めたい。だからこそ新年は新しいメガネで迎えたいという人も多いのではないか? では、クッキリ、ハッキリ見えて、かけ続けても疲れにくいメガネを作るにはどんなメガネ店で作ったらいいのか? ヒントになるのは、昨年、第1期合格者が誕生した眼鏡業界初の国家資格「眼鏡作製技能士」が在籍するメガネ店だ。
「お客さまからの安心感が増したことを肌で感じます。私自身も自信を持ってメガネについてお話しできるようになりました。今後、知識・情報をさらに集積してお客さまの期待に応えたい、というモチベーションのアップにもつながっています」というのはパリミキ越谷店店長の田中裕一郎さんだ。
田中さんは昨年11月16日に発表された眼鏡作製技能士1級の資格を持つ。それ以前は民間資格の認定眼鏡士SS級を取得していた。
「眼鏡作製技能士資格は誕生したばかりで一般的にはまだ知名度は低いのですが、眼科専門医の先生方はその存在を把握されています。国が認定した資格を持っているということで、メガネに関する信頼感が増し、今後はより深くて広い連携ができると感じています」