老眼鏡を使いたくない人は必見!「老眼治療」はここまで進歩している
「最初は左右の見え方の差に違和感を覚えますが、慣れると自然に見えるようになる。私もアメリカで20年ほど前にレーシックを受け、最近まで快適でしたが、老眼を自覚したので、1年前にモノビジョンレーシックを受けました。1~2週間はつらいと感じ、完全に慣れるまで3カ月ほどかかりました。ただ、個人差があり、1カ月後には『まったく普通』となる人も珍しくありません」
モノビジョン自体は、レーシックでなくても、コンタクトレンズや眼鏡ででもできる。
「いきなりレーシックをするのではなく、コンタクトレンズなどで左右に視力差がある状態を経験してもらいます。『コンタクトレンズでも快適なので、このままで』となる人もいます」
モノビジョンレーシックでは水晶体はそのままなので、「水晶体の厚さの調節力が弱まる=老眼」という点は変えられない。やがて老眼が進み、老眼鏡が必要になることもある。
一方、調節力が弱まった水晶体を取り出し、水晶体に代わるレンズを挿入する方法がある。いわば老眼の根本的治療だ。