著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【蓮の実】「心」を養い不眠トラブルによい生薬として使われる

公開日: 更新日:

 最近、朝起きてもぐっすり眠った感じがしない。夢ばかり見て、目覚めてもスッキリしない………。年齢を重ねるにつれて睡眠の悩みで困っていませんか?

 睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2つの状態があります。レム睡眠では、脳が起きているときと同様に活発に働き、記憶を整理したり、定着が行われているとされています。眼球が急速に動いた状態で、眠りの状態は浅く、夢の多くはこの状態において見ています。一方、ノンレム睡眠では大脳皮質の神経細胞の活動が低下した「脳が休息している」状態です。眼球も活動することなく、眠りは深くなります。

 通常、一晩を通してレム睡眠とノンレム睡眠は90分ごとに繰り返します。ただし、シニアは加齢によってノンレム睡眠は減り、レム睡眠が増える傾向があります。そのため、眠りが浅く、夢を多く見たり、ちょっとした物音や尿意ですぐ目を覚ましやすくなるのです。

 そもそも、加齢とともに昼間の活動量は少なくなるため、熟睡できなくなりがちです。熟睡感がなく、朝からどんより、昼間いつも眠たい、集中力が低下……といった状態はつらいもの。食養生で改善を図りましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係