TBS「笑うマトリョーシカ」の“櫻井翔タイプ”が増殖中? “優等生”すぎる若手社員の不気味

公開日: 更新日:

婚活では「いい人どまり」

 結婚問題に詳しいライターの日々晴雨氏は「婚活の現場を見ても、優等生タイプの男性は失敗したくないという気持ちが強すぎて、会話も本音を隠して当たり障りのないものになりがち。だから関係が深まらず、『いい人なんだけど』で終わってしまうケースが結構あります」と明かす。

 一方で、組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENTが4月に発表した新入社員意識調査によると、「理想の上司」(複数回答)について、57.4%の新入社員が「間違いを指摘して正してくれる」と回答。「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる」(41.2%)がそれに続く。

「今どきの若手は転職も視野に入れて早く成長したいと考えていて、自分からはお願いできないけど、問題点があれば『上司からはっきり言われたい』と思っていたりもする。でも、肝心の上司はハラスメントを恐れて萎縮している。若手を教育するのが怖いと口にするマネジャーもいますね。平行線のまま、お互いに相手のことを不気味な存在だと思い込んでいたりするんです」(前出の人事担当者)

 溝は深そうだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造