「ふるさと納税」は助かるけど…しょせんは「現役世代の金持ち」だけが得する制度
泉佐野市のように「制度を悪用した」として、一時的に禁止される自治体もあった。
もう、なんだかよくわからない。こりゃ、もしかして、制度自体に問題があるのではないか……。
しかも、シニアで引退した人は、ふるさと納税は基本、無関係である。そもそも税金を払っておらず、「差し引く」ものがないからだ。
「ん~、現役世代で金持ちだけが得をする制度?」
そういう見方もできよう。実際、自己負担は2000円なので、これすらポイントでゲットしてしまえば、タダで返礼品がもらえることになる。
「ん~、やっぱりなんかおかしい……」
「一極集中する大都市と、過疎化する地方の税収減問題」
これを解決するのは、どうやら「ふるさと納税」ではなさそうだ。知的レベルの高い皆さんならすぐに理解することができるだろう。なので、悪法に乗ってカネ儲けをするのか、それとも利用しないで別の手段を再考してもらうのか──。