GWに影落とす「物価高・円安」の深刻度 官製賃上げは効果なく、贅沢する余裕もなし

公開日: 更新日:

「物価が上昇しているうえ、インバウンド客が大勢来日しているため、ホテル需要が高まり宿泊費が高騰した。昨年より1万円増加したのは、旅行でのぜいたくを考えているわけではなく、予算を上げざるを得ないのです」

 岸田首相の官製賃上げはGWの気分を盛り上げる効果を発揮できていない。

「今年のGWは最大で10日の大型連休になる。それにもかかわらず予算が横ばいなのは、やはり物価高の影響が大きい。実質賃金が23カ月マイナスを記録し、物価高で家計の貯蓄は減っている。みな節約を強いられており、この程度の賃上げでは生活は良くなりません」(斎藤満氏)

 今や連休中の旅行もぜいたくなものになってしまった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状