東京株式市場の大幅続落に投資家が悲鳴! SNS上で名指し《植田ショックを招いた3悪人》の名前
■新NISAの投資家から目立つ不安、不満の声
とりわけ、SNS上で目立つのは、今年1月から新たな仕組みが導入された新NISA(少額投資非課税制度)を始めた人たちの不安の声だ。新NISAは半年経った今も加入者は増え続け、新規口座開設数は約224万件、累計では1501万件にも達している。
多くはイケイケドンドンの右肩上がりの相場で参加した投資家のため、大幅下落に動揺。《やばい、やばい》《ねぇ、どうすればいいのよ!コレ》などと怯える投稿が少なくなく、中には《植田ショックを招いた3悪人はこの人たち》との不満をぶつける意見も。
「3悪人」として名指しされているのは、為替に“口先介入”したとささやかれている自民党の茂木敏充幹事長(68)と河野太郎デジタル相(61)、そして岸田文雄首相(67)。
茂木氏は都内での講演で、「日銀は段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と発言。河野氏も米メディアで、「為替は日本にとって問題」「円は安過ぎる。価値を戻す必要がある」と踏み込んだ(本人は否定)ため、外国為替市場の円相場は対ドルで急伸。これが円安是正の道筋を模索していた日銀の植田総裁の背中を強く押した、などと見られている。