歴史マニアから茂木敏充氏が総スカン…明智光秀ネタに自民総裁選出馬“匂わせ”「一緒にするな!」
《何が光秀だ。一緒にするな》《明智光秀に対して失礼な話だろ》
24日、ネット上でこんな声が拡散された。9月に予定される自民党総裁選を控え、岸田文雄首相(66)を支える立場の茂木敏充幹事長(68)が自身の出馬を含めた対応を巡って逡巡し、党内の一部議員から「令和の明智光秀」と揶揄されている状況が報じられたためだ。
茂木氏は昨年10月発売の月刊誌インタビューに応じた際、今秋の総裁選について「幹事長である私が『私も出る』となれば、今度は『令和の明智光秀』になってしまう」と言い、立候補に消極的な考えを示していた。
ところが裏金事件発覚以降、岸田政権の支持率は急降下し、今や2割台前後で推移したまま。党内から公然と「岸田降ろし」の声が出始める中で、茂木氏も6月に出演した民放番組で「首相になってやりたい仕事があるのは間違いない」などと発言。自身の出馬の可能性について含みを持たせた。
「私が最初に手を挙げることはない」
茂木氏は7月23日の会見で総裁選の対応についてこう説明した一方、出馬の可能性そのものは否定しなかったことから、党内では「首相の対応を見定めるのだろう」「支える立場で何を発信しているのか。まさに令和の光秀だ」といった声が上がったという。