真央にもう一人の敵…キム・ヨナを“援護”する韓国女性審判

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 ちょっと露骨じゃないか。
 女子フィギュアスケートのキム・ヨナ(23)が五輪前の最後の実戦(韓国選手権)で圧勝。国内に敵なしのキムにとって優勝は当然としても、問題はその得点だ。

 5日のフリーは終盤の2回転半ジャンプを失敗しながら147.26点の高得点。4日のショートプログラム(SP)も80.60点。国内大会のため国際スケート連盟公認記録にはならないものの、SPは自身が前回五輪でマークした78.50点の世界歴代最高点さえも上回った。ちなみに、SPもフリーの得点も過去に浅田真央(23)が一度も出したことがない異常なもの。

「全体的に満足している」と語ったキムの合計227.86点は、バンクーバー五輪で自身が出した世界歴代最高の228.56点とほとんど変わらなかった。

 今季のキムは右足甲の故障でグランプリシリーズを欠場。復帰は昨年12月にクロアチアで行われた「B級大会」だった。国内大会とはいえ前回の五輪女王が「合計227.86点の演技をした」というニュースは、ソチ五輪で採点する審判団たちに大きなインパクトを与える。「キムは五輪前にしっかり仕上げてきた」との印象を持つだろう。「それだけではない。韓国には手ごわい相手がもうひとりいる」と言うのは、あるフィギュア関係者だ。

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