DeNA1位・入江大生 小5で板前の父の眼鏡を粉砕した剛速球
寿司職人になってから数年。客として訪れた、現在も管理栄養士として働く6歳下の小夜里さんと出会い、30歳で結婚。2人の間に3人兄弟の長男として生まれたのが入江だ。
その数年後、父が咽頭がんで他界したことで店を閉め、以降、大地さんはホテルで和食の板前になった。現在は、日光市にある政府登録国際観光旅館に登録されている高級ホテルに勤め、繁忙期には朝の5時から夜の10時半まで食材と向き合うことも珍しくないそうだ。
■“ウサギ小屋”のマスオさんに
「奥さんも背が大きい。デブじゃないけど、横にも大きいよ(笑い)。俺は職人の家庭だから、奥さんが(俺の)実家に入るのは厳しいかなと思ったの。あんまりシャキシャキ働くタイプじゃないから、喧嘩になるのが分かってた。だから俺がマスオさん(嫁の実家に暮らすこと)になったんだ。もともと5LDKに親父とおふくろと3人で暮らしてたから、最初の頃は与えられた1部屋の中で『なんでこんなウサギ小屋に……』と思ったよ。でも、義父母には感謝してるんだ。息子たちをすごく可愛がってくれたからね」(大地さん)