中日・中村紀打撃コーチが二軍に配置転換…異例人事のウラに「独特すぎる打撃理論」
何があったのか。
中日は23日、コーチのテコ入れを断行。中村紀洋打撃コーチ(48)と小笠原孝投手コーチが一軍から二軍へ配置転換、波留敏夫二軍打撃コーチが一軍担当となり、24日の西武戦から本格始動した。
投手コーチについては、既定路線。小笠原コーチはもともと二軍を担当しており、落合英二ヘッド兼投手コーチが新型コロナ感染で離脱したことによる代役だった。
シーズン途中の打撃コーチ入れ替えについて、真っ先に動いたのが野球解説者のデーブ大久保氏だ。立浪監督に電話で「何かあったのか」と聞くと、「何もないです。トラブルとか人間関係とか、本当に何もないです。(中村コーチには)コーチとして色々な勉強をしてもらいたい」と返答。大久保氏はそうしたやり取りを自身のユーチューブチャンネルで明かし、「前向きな入れ替え」と話していた。
立浪監督はこの日の試合後、詳細についてはコメントをしなかったが、中村コーチといえば熱血指導がウリ。キャンプから根尾ら若手に裸足でスイングさせたり、ハンマー投げをさせたりと、アノ手コノ手で選手を底上げしてきた。