小祝さくらが地元・北海道で今季初V! 全米女子オープンの“裏試合”うれしい大誤算

公開日: 更新日:

【ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ】最終日

 今季のツアーを盛り上げる人気選手や世界ランク上位陣は同時開催の全米女子オープン参戦で欠場したが、スポンサーにとっては大団円だったに違いない。

 通算12アンダーで逃げ切り優勝の小祝さくら(25)は北海道出身。3打差2位の菊地絵理香(34)は大会のホステスプロで、通算6アンダー5位の宮沢美咲(20)とともにご当地出身。この3人が初日から最終日まで同組で回った。

 ある大会に協力している関係者が言う。

「主催者や協賛会社は契約プロが自社の大会で活躍することを願うものですが、昨季の古江(彩佳)のように所属企業の大会で優勝する選手は珍しい。あの試合は最終日18番の逆転劇による連覇。主催者にとって最高の展開でした。一方で、先月の渋野(日向子)みたいに、所属先の大会に出場して予選落ちするケースもある。

今大会は今季から協賛会社がニッポンハムからミネベアミツミに代わったというのに、旬の選手は全米女子への出場者が多く、大会の注目度が懸念されていたはずです。ところが、2日目まで菊地が首位を守り、若い宮沢も3日目まで優勝争いに加わった。最後は『地元の北海道で勝ちたい』という小祝が優勝。主催社(北海道新聞)と特別協賛企業(ミネベアミツミ)にとって、これほど実りのある大会になったのはうれしい誤算だと思いますね」

 ちなみに女子プロの今季の前半戦はこれで終了。1週休んで20日から後半戦に入る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”