二軍監督だった岡田彰布に星野仙一監督と“NHK入り”を勧めた背景

公開日: 更新日:

 屈辱的ともいえるこの2つの出来事は、本人にとって非常につらかったと思う。挫折は人を成長させる。苦しみが大きければ大きいほど、乗り越えるためには大きなエネルギーを要するからだ。大きな試練を乗り越え、再び表舞台に戻ってきた岡田監督はこれまで以上に頼もしくなっているはずだ。

▽野崎勝義(のざき・かつよし) 1942年、大阪府東大阪市出身。神戸市外国語大学卒業後、阪神電気鉄道株式会社入社。航空営業部本部旅行部長を経て、96年、阪神タイガースへ。2001年から04年まで球団社長を務め、03年にリーグ優勝を果たした。著書に「ダメ虎を変えた!」(朝日新聞出版)がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???