2005年「最初で最後のリーグ優勝」の瞬間 まさかグラウンドに立っているとは…
89年に入団して以来、全てBクラスだったが、この年にボビーが監督に就任すると、一気にチームは上位争いに加わった。伊良部秀輝、小宮山悟さん、エリック・ヒルマンの先発3本柱を軸に河本育之、成本年秀のダブルストッパーが機能して投手陣の安定感は抜群だった。堀幸一が3番、フリオ・フランコが4番、私が5番に固定されると、チームは10年ぶりの2位。怖かったのはやはりイチローである。
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