パリ五輪
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濃厚だぞ、日本
パリ五輪は、金メダル20個、銀12、銅13、総数45、金メダル数と総数はいずれも海外開催の五輪での最多記録に達した(拍手!)。これまでの海外最多は、2004年アテネ大会の金16個、総数は16年リオデジャネイロ大会の41個だった。 ...
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《東京が懐かしい》と選手悲鳴、地獄の選手村の実態…冷房なく「死ぬほど暑い」から窓を開ければ大量の虫
ボンジーア&ボンジュール! パリ五輪の売りは「持続可能でエコな大会」。それは選手村にも取り入れられている。でも、それが選手たちにはものすごく不評なんだ。自分たちの理念を優先するあまり、選手たちの快適さは置いてけぼりだってね。 ...
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五輪もスポーツも「興味なし」ミエミエ…シラケる番組MC・コメンテーターたち
この時期、ニュースもワイドショーもほぼパリ五輪で満杯だが、気がついたことをピックアップしてみた。 各局が扱うのは人気競技ばかり。それもメダルをいくつ取ったといった情報ばかりで、日本人の話題がほとんどだから競技全体を見たいとい...
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ブレイキンの意外な金銭事情…トップはどれだけ稼ぐ? 国際大会V賞金、スポンサー料、指導料は?
初代五輪女王の称号を手に入れた。 今大会から採用されたこの競技は、1対1の対戦形式。DJが流す音楽に合わせて踊り、その優劣で勝敗を決める。 【写真】この記事の関連写真を見る(25枚) AMI(湯浅亜実=25)は...
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日本リレー侍の露呈した限界…バトンワークやコーナーワークでは埋まらない海外勢との走力差
日本を代表するスプリンター達が涙を飲んだ。 8日の予選で第1走者だったサニブラウン・ハキーム(25)を第2走に起用するなど、メンバーを変更。「ぶっつけ本番だった」(サニブラウン)ものの、前回の東京大会で失敗したバトンワークの...
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スポクラ男子初の銀 安楽宙斗は「猿のよう」…恩師が語る「4つの武器」と金メダルへの課題
世界ランキング1位の高校生、安楽宙斗(そらと=17)が9日の男子複合決勝で145.4点をマークし、銀メダルを獲得した。 この競技で日本男子初のメダル獲得となったが、試合後は「3位以内に入れたことはうれしいけど、金を狙って準決...
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レスリングメダル量産の裏に「名門大の変節」…契機は有望選手にソッポ向かれたパワハラ騒動
日本のメダルが止まらない。 男女フリースタイル57キロ級決勝が日本時間11日未明に行われ、男子の樋口黎(28)はスペンサー・リチャード・リー(25=米国)、女子の桜井つぐみ(22)はニキータ・アナスタシア(25=モルドバ)を...
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卓球・張本智和は劣勢になるとメンタル「甘っちょれい」…専門家が指摘する状況打破のカギとは?
メダルは途切れた。 3大会連続のメダルが懸かった日本時間9日のフランス戦。日本はゲームカウント2-3で敗れた。 第1試合のダブルス戦を落として苦しいスタートとなったこの日。第2試合に登場した張本智和(21)は、第5ゲ...
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スケボー吉沢恋めぐりTV局で争奪戦! “金メダルに恋した14歳”は凱旋帰国後に好感度爆上がり
パリ五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋(14)が凱旋帰国。今週は、「ぽかぽか」(フジテレビ系 5日)、「ミヤネ屋」(日本テレビ系 6日)、「DayDay.」(日本テレビ系 7日)など情報バラエティー番組をはじ...
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やり投げ北口榛花 東京五輪から格段に上がったメダルへの期待…専門家が語る「ここぞの集中力」
前回の東京大会では日本勢57年ぶりの決勝進出を果たすも、55メートル42で12位。夢のメダルには届かなかったが、今回の期待度はまるで違う。2022年のダイヤモンドリーグ(DL)で日本史上初の優勝。同年の世界選手権では日本陸上女子フィ...
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EXILE・TETSUYAが指南 パリ五輪新種目ブレイキンの楽しみ方 「“即興でバトル”が醍醐味」
9日からパリ五輪で新種目の「ブレイキン」が始まる。スケボー、BMXに続くストリートカルチャー発競技だが、初回だけに見方がわからないというのも正直なところ。そこで、文部科学省認可のダンス映像教材を制作する、EXILEパフォーマーのTE...
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レスリング藤波朱理の無敗記録を止めるのは…まさかの五輪4連覇・伊調馨?試合前の「不穏な」やりとり
6年間無敗を誇る藤波朱理(20)が圧倒的な強さで頂点に立った。 日本時間9日未明の女子53キロ級決勝で、ルシア・ヤミレス・ジェベス・グズマン(23=エクアドル)を10-0のテクニカルスペリオリティで金メダルを獲得。昨年の世界...
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陸上女子1500m田中希実 充実感たっぷりの準決勝敗退「タイムだけじゃなく、中身の詰まったレースになった」
日本女子中長距離のエースの挑戦は終わった。 女子1500メートルの日本記録保持者で2021年東京五輪8位入賞の田中希実(24)が日本時間9日、準決勝で敗退した。 3分59秒70の快走を見せたが、突破ラインの6位までに...
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再燃する「五輪卓球排除論」…“元中国人”が跋扈、不正野放し、金メダル独占の異常事態
メダルを懸けた準決勝が日本時間9日未明に行われ、世界ランキング2位の日本が同5位のドイツを3-1で撃破。4大会連続のメダルが確定した。 シングルス戦で左手首を故障したエースの早田ひな(24)はこの日も第1試合のダブルス戦に起...
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2人の「天才」が宣言通り日本勢20年ぶりの快挙達成も…「ひっそり銀メダル獲得」の悲哀
「風を読み切る天才」と「努力の天才」がペアを組み、20年ぶりに快挙を成し遂げた。岡田奎樹(28)・吉岡美帆(33)が日本時間8日、銀メダルを獲得したのだ。 昨夏の世界選手権(オランダ)470級を制し、優勝候補として勇躍フランス...
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またフランス忖度?陸上400mリレー日本快挙のウラで「2つの疑惑」…柔道だけじゃないモヤモヤ
日本時間8日の陸上男子400mリレー予選で日本が7大会連続8度目の決勝進出を果たした。予選1組目で走ったサニブラウン、柳田大輝、桐生祥秀、上山紘輝の日本は38秒06のタイムで4着。自動的に決勝に進める3着以内は逃したが、タイム順で進...
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上機嫌で自画自賛のIOCバッハ会長が忘れてはいけない 国家と政治を超えた選手の姿
現地8月3日にパリオリンピック前半を総括するプレスブリーフィングに登場した、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は上機嫌だった。彼はセンセーショナルをもじって「セーヌセーショナル」とパリ五輪を表現するほどだった。 水...
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村竹ラシッド 不完全燃焼でも「世界から一番遠い種目」で日本人初のファイナリストの快挙
ついに厚い壁を崩した。 2022年世界選手権代表の村竹ラシッド(22)が日本勢初となる決勝進出を決めた。 準決勝は各組上位2人、そのほかのタイム上位2人が決勝に進む。1組目に走った村竹は、10台あるハードルにほとんど...
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やり投げ北口榛花 金メダルを取るには「追い風」「向かい風」のどっちが有利?専門家が解説
問題はメダルの色だ。 昨年の世界選手権金メダルの北口榛花(26)が、1投目で予選通過ラインの62mを超える62m58を投げ、10日(日本時間11日未明)の決勝に進んだ。 予選トップは65m52を投げた東京五輪銀メダル...
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どんな世界情勢であっても、五輪を開催するのか
東京五輪から3年。今回はパリ五輪。先進国の大都市でオリンピックとパラリンピックを開催するのは意義があることなのか。 正直に言えば、個人的に疑問に思う。1964年の最初の東京オリンピックとは違う。当時、五輪の準備に伴って、急ピ...
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なぜ阿部詩は号泣し、須崎優衣は嗚咽したのか…溢れ出る悲壮感はメダル連発スケボー選手と天地の差
よく泣く五輪である。 日本時間8日未明に行われたレスリング女子50キロ級の3位決定戦で、敗者復活から勝ち上がった須崎優衣(25)がウクライナのリバチを破って銅メダルを獲得。「オリンピックチャンピオンの須崎優衣じゃなかったら、...
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御年73でも「鬼の井村待望論」が示す日本ASの深刻危機…かつて指導した中国は手の届かぬ高みへ
メダルには届かなかった。アーティスティックスイミング(AS)の日本は8日未明、最終3種目のチーム・アクロバティック・ルーティン(AL)で7位。総合5位に終わり、銅メダルを獲得した2016年リオ五輪以来2大会ぶりの表彰台を逃し、21年...
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男子4×100mリレー 東京五輪の悪夢を振り払う走順はこうだ!日本メダルは各自己ベストから見て十分あり得る
近年の世界大会は37秒台中盤ならメダル圏内で、日本が100メートルで9秒台か10秒0台の走者をそろえればこのタイムに近づける。自己ベストからみて十分可能だが、6月30日の日本選手権100メートルでは不安要素も見え隠れした。 ...
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卓球女子団体 悲願の金まであと2勝 早田ひなの左腕は間に合うか…「昨日より良くなっている」
左腕を痛めている早田ひな(24)の状態が気になる準々決勝。1回戦に続き第1試合のダブルスで起用され、本来は早田が担うシングルス2点(第2、第4試合)に張本美和(16)、第3試合のシングルスは平野美宇(24)という1回戦と同じオーダー...
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レスリング須崎優衣は“自爆”の初戦敗退で大号泣…終了間際に逆転許した「悪い癖」とは
日本のお家芸でまた大波乱が起きた。 昨6日、連覇を狙った須崎優衣(25)がビネシュ・フォガット(29=インド)相手に敗退。五輪、世界選手権合わせて5度頂点に立った絶対女王が初戦で姿を消した。 須崎は終始、決め手に欠き...
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スケボー開心那「誹謗中傷」跳ね返し2大会連続銀!身長170センチで魅せた攻めの姿勢
東京五輪銀メダルの開心那(15)が7日未明、再び表彰台に立った。 決勝は出場8人が1順ずつ制限時間45秒のランを3本滑り、その中の最高得点で順位を競う。 【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 予選首位通過...
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レスリング文田健一郎 グレコローマン40年ぶり五輪金でも「悔しい」の理由
グレコローマン(GR)スタイル60キロ級の文田健一郎(28)が7日未明の決勝で、曹利国(25=中国)を下し、金メダルを獲得。日本勢が同スタイルで頂点に立つのは52キロ級の宮原厚次が1984年ロサンゼルス大会を制して以来、40年ぶりの...
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日本の「お家芸」はなぜ大惨敗だった?競泳&バドミントンは復権どころかさらなる凋落危機
かつての「お家芸」は見る影もない。 競泳は5日に全日程が終了。メダルは松下知之(19)の銀1個に終わり、1人も表彰台に上がれなかった1996年アトランタ五輪以来の惨敗となった。 この競泳とともに、メダル有力種目に位置...
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「次は4年後を絶対に目指す」女子レスリング尾崎野乃香が2階級上げ慶大生らしくない泥臭さで銅!
レスリング女子68キロ級の尾崎野乃香(21=慶大)が日本時間7日、銅メダルを獲得。3位決定戦で前回五輪銀の強敵、ブレッシング・オボルドゥドゥ(ナイジェリア)を下した。 開始1分に高速タックルで2点を先制。後半も自慢の高速タッ...
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なでしこ池田太監督“カネの問題”で消極的残留の可能性…男子代表と雲泥の差、衝撃の年俸とは
パリ五輪の女子サッカーは日本時間7日に準決勝2試合が行われ、同11日の決勝は、米国とブラジルの顔合わせとなった。 準々決勝でアメリカに敗れ、前回の東京大会に続いて8強止まりの日本女子代表(なでしこジャパン)は5日に帰国して取...