運動
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食道<下>専門医が指南 胃酸を逆流させない体をつくる運動法
日本人の5~10人に1人がかかっているとされ、「新国民病」とも呼ばれている「胃食道逆流症」。食道と胃の境にある「下部食道括約筋」という筋肉の収縮する(閉じる)働きが低下し、強い酸が含まれる胃液が食道に逆流・停滞することで炎症を起こし...
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筋肉<下>インターバル速歩で誰でも何歳からでも10歳若返る
海外の共同生活をしている65歳以上の男女3万人以上を最長21年にわたり追跡した研究で、「歩く速度が速い人ほど生存率が高く、遅い人ほど生存率が低い」という結果が報告(2011年)されている。 このような研究結果は数多く報告され...
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筋肉<上>高齢でも間に合う 「インターバル速歩」で寝たきりを回避
人は20代をピークに加齢とともに「筋力(パワー)」と「持久力(スタミナ)」が年々減っていく。筋力は毎年約1%ずつ低下し、60歳では20歳の頃の約60%しかない。持久力も60歳では20代の頃に比べて、30%も低下してしまう。 ...
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ラグビー日本代表を支えたアスレチックトレーナーはどんな仕事?
アスレチックトレーナーという職業があることを知っている人は、まだそう多くはないかもしれない。 「今年7月にヤンキースの田中将大投手が、練習中に頭部に打球を受けてしまうということがありました。あのときに最初に田中投手に駆け寄って...
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眠気&やる気対策に階段の昇降運動 その効果はコーヒー以上
新型コロナウイルスの猛威が止まりません。都市部では、再び感染防止のため酒類を提供する飲食店やカラオケ店などへの時短営業を要請。さらには不要不急の外出自粛を呼び掛けるなど、同じことを定期的に繰り返す出口の見えない状況に、ストレスがたま...
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伸びるだけで気持ちいい!仕事の合間にできる簡単ストレッチ
アスレチックトレーナーの三田貴史さんは、パーソナルトレーナーとして活動するほかに、都内の整形外科で多くの患者にリハビリ指導を行っている。 「患者さんのリハビリの様子を見て思うのは、『もう少し普段から体を動かす習慣をつけてくれた...
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高齢者の転倒予防にはダンスが効く 米国専門誌で研究論文
高齢の方が転倒すると、ケガをするだけでなく骨折してしまうこともあります。骨折部位にもよりますが、足の付け根部分を骨折すると、寝たきりになってしまうこともあり、特に骨粗しょう症を患っている方では、転倒に注意が必要です。 転倒を...
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運動後はタンパク質補給を「30分以内」がゴールデンタイム
ウオーキングやジョギングがしやすい季節だ。今は紅葉の季節でもある。美しい景色を見ながら、夫婦で歩いたり、軽く走る習慣を身に付けるのはどうだろう? 体を動かした後、ぜひ取りたいのがタンパク質だ。運動で傷ついた筋肉はタンパク質に...
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運動、早寝早起き、食品添加物少なめで健康長寿を目指す
アスレチックトレーナーの三田貴史さんは、現在パーソナルトレーナーとして活動するほかに、都内の整形外科で多くの患者にリハビリ指導を行っている。三田さんはアメリカに6年半住んだ後、4年前に日本に帰国。日本で老若男女問わず多くのリハビリ患...
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足<下>専門医が指南 病気を防ぎ疲れない歩き方とストレッチ
歩くと足が「痛い」「疲れやすい」などのちょっとした足の違和感。放置しているとどんどん悪化して、「タコ」「ウオノメ」「巻き爪」「外反母趾」「足底腱膜炎」などのさまざまな足疾患を引き起こす。これらの原因の大半は「足アーチの崩れ」によるも...
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階段は上りより降りる方が大事!筋力を効率よく鍛えられる
記者は階段の上りが苦手だ。すぐに息が上がってしまうので、つい階段を避けてエスカレーターを選択してしまう。だが、階段利用は「お金を使わずにできる絶好のトレーニング」とよく耳にする。降りるときだけでなく、上りも階段を使うべき? 「...
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転倒を防いでいつまでも自分の足で歩くための2つの運動
「転倒」は骨折して寝たきりになる可能性が高いので高齢者にとっては要注意事項ですが、病気とは違って自分の心がけ次第で予防できるものです。今回は転倒防止に必要な筋肉とバランスを鍛える運動を紹介します。 転倒は、主に脚が上がっていな...
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足<上>健康な足は10人に1人…扁平足を治す靴の選び方
いつまでも健康でいるために肝心要となるのが「足」。歩けることが健康の基本だ。しかし、歩くと足に「少し痛みが出る」「疲れやすい」といった症状があっても、「一時的なもの」「歩きすぎた」などと軽く考え、放置している人が多い。足のちょっとし...
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痩せて理想体重をキープするためのポイント3つ プロに聞く
コロナ太りをなかなか解消できない人も多いのではないだろうか? そんな時は、プロの言葉に耳を傾けるのが一番。増えた体重を落とし、キープするために知っておくべきポイントを、フィットネススタジオ「PLAYGROUND」のインストラクターで...
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5年間における死亡率を比較 運動をしても長生きできない?
適度な運動は健康に良いイメージがあると思います。過去に報告された論文でも、運動習慣のある人では、そうでない人に比べて、健康で長生きする可能性が示されています。 しかし、運動が継続的に行えるような人は、そうでない人に比べて、も...
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お風呂の中で楽々!片脚引き寄せで股関節をストレッチ
秋の夜長、熱めのお湯に浸かるのが心地いい季節になってきた。記者は大の風呂好きなのだが、友人は正反対。できれば毎日シャワーですませたいそうで、湯舟に浸かっている間は何をしていいかわからず「時間の無駄」と感じてしまうのだと話していた。な...
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高齢者もOK! チクワ2本で運動しなくても筋肉量がアップ
チクワを2本食べれば、運動しなくても筋肉量が増える――。こんな研究結果があるのをご存じか? 2017年の「日本アミノ酸学会第11回学術大会」で「日本水産」が発表した内容によると、65歳以上の女性19人に、チクワなどの原料にな...
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60代は20代のバランス力の半分以下! すぐできるバランス体操
記者はキッチンでお湯を沸かしているときなどに、ただじっと立って待つのが苦手である。とはいえ、別の部屋に移動してしまうと、お湯を沸かしたことをすっかり忘れてしまうこともあり危険だ。ということで、お湯を沸かしている最中には、かかとを上げ...
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腎臓<下>毛細血管を蘇らせる4つの筋トレとウオーキング
腎臓学を専門のひとつとする根来秀行医師(ハーバード大学医学部とソルボンヌ大学医学部の客員教授)は、腎機能の健康を守るには「睡眠」「運動」「呼吸」をうまく利用するといいと言う。 腎臓は簡単にいえば、毛細血管のかたまりのような臓...
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朝一番の布団の中での「伸び」やストレッチは体を傷める
記者の母は70代。ここ数年は朝起きてすぐのストレッチを日課にしているが、先日ストレッチ中に、これまで感じたことのないような痛みが腰に走ったという。 「60代以上の方には、朝起きてすぐにしっかりめのストレッチをすることをお勧めし...
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この秋の健康リスク 熱中症と血栓は「ミネラル入りむぎ茶」で対策
今年は9月に入っても暑さが続いている。熱中症対策はまだ必要のようだ。そして、在宅時間が増えたことによる運動不足、さらには長時間同じ姿勢でいることによる血行不良など、エコノミークラス症候群になる可能性も高まっている。この秋は“熱中症と...
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せっかく運動したのに効果がない「筋トレロス」何がダメ?
自粛生活の影響などで筋力低下を感じている人が増えている。効率良い筋力アップ方法はないものか。 立命館大学スポーツ健康科学部・後藤一成教授によれば、若者であっても動かなければテキメンに筋力が低下する。オランダで若年男性15人を...
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足の小指をタンスの角に無意識にぶつけてしまうのはなぜ?
コロナ禍の中、外出を極力避け、自粛を続けている人はまだまだ多いだろう。そんな生活の中で増えているのが、家でテレビを見る時間ではないだろうか。 「テレビ鑑賞中も簡単に筋力アップができるんですよ。ぼーっとテレビをただ見ているだけ...
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大股、速足、腕振りがただの「歩き」を「運動」に変える
記者は50代の女性である。デパートやモールに出かけては、何を買うワケでなくてもぶらぶらする、いわゆるウインドウショッピングが趣味の一つだ。出かけた日に携帯の歩数計を見ると、たいていは1万歩を超えている。それを見ては「よく歩いたな」と...
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骨粗鬆症予防のカルシウムは2つのビタミンと同時摂取で
先日家の中で転倒してしまった、と話す57歳の女性。体を支えようととっさに手をついたのだが、それが原因で手首を骨折してしまったという。 「ちょっと手をついた程度だったのにまさか骨折するなんて。骨密度強化のために毎日ヨーグルトを...
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階段の「下り」こそ筋力アップのチャンス ポイントは膝と足指の向き
外出する機会が極端に減った人は多いだろう。記者もそのひとりで、気になるのはやはり運動不足だ。 「たまに外出した際には、なるべく筋力アップを意識したいですね。たとえば、つい使ってしまうエスカレーターやエレベーターは使用せずに、階...
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脳<下>病気を招く右脳の衰えは運動とハーブティーで予防
脳機能の低下は、「認知症」「うつ病」「自律神経失調症」「依存症」といった脳の病気の発症につながる。いまは「NIRS(ニルス)」という検査法で脳の血流の変化や血管の反応を調べることができ、脳のどの部分が活性化しているか、低下しているか...
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歩く時の足音が大きいのは足首の機能が低下している証拠
記者の父は85歳。5年ほど前から歩き方が変わってきたのが気になっている。歩幅が狭く、前につんのめるようにして歩く。足音も以前より大きくなっており、パタンパタンというような音をさせるのだ。 「歩く時、人間は地面を蹴って進んでいき...
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足腰の筋肉が鍛えられる「古武道」は転倒予防にも役立つ
「古武道」は、およそ1000年の歴史を持つ。 鋼のような体を形成し、とりわけ足腰の強靱力、さらには人並み外れた反射神経や、動体視力にもたけた古武道の達人者たち。 では、古武道を健康面からとらえた場合、具体的にどのような...
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脳卒中は「夏の病気」? 熱中症と間違えないよう要注意!
夏本番が迫っている。外出時のマスク着用にも慣れてきたが、夏場にマスクをつけると熱中症のリスクが高まると指摘されている。周囲に人がいない時はマスクを外し、こまめに水分補給をすることが大切だろう。 夏に注意すべき病気は熱中症だけ...