足<下>専門医が指南 病気を防ぎ疲れない歩き方とストレッチ

公開日: 更新日:

 歩くと足が「痛い」「疲れやすい」などのちょっとした足の違和感。放置しているとどんどん悪化して、「タコ」「ウオノメ」「巻き爪」「外反母趾」「足底腱膜炎」などのさまざまな足疾患を引き起こす。これらの原因の大半は「足アーチの崩れ」によるものだ。足の骨格は、5本の指の付け根、甲、かかとの3点を結ぶ「三角アーチ」と、甲の頂点同士を結ぶ「半円アーチ」によって立体的に成り立っている。この足アーチが微妙に“たわむ”ことで足にかかる衝撃を吸収している。

 ところが生まれつき骨格が弱かったり、加齢による筋肉や靱帯の衰え、立ち姿勢や歩き方の悪いクセなどの要因によって、足アーチがゆがんで崩れてしまうことがある。すると、衝撃を吸収できず、かかる荷重が一点に集中したり、筋肉や腱に余計な負担がかかったりすることで、さまざまな足のトラブルが起こりやすくなるのだ。

 足アーチの崩れを防ぐためには、自分に合った「適正な靴」を履くこと。すでに足アーチが崩れ、土踏まずが潰れた扁平足の状態なら、さらに硬い素材の「インソールを挿入」して、土踏まずの部分を下から支えてあげることが“足のケア”になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由