ラグビー
-
ジャパンの前途ますます不透明に…バンカーシステムやショットクロックの導入が足かせ
ジャパン(世界ランク14位)の真価が問われるW杯が、いよいよ2週間後に開幕する。 ジャパンは、当初の「ベスト8以上」という目標を「優勝」へと上方修正。優勝までの道のりをエベレスト登山になぞらえてイメージトレーニングまで行った...
-
プールD最終戦の対アルゼンチン ベスト8入りした日本ラグビーの真価が問われる
ジャパン(世界ランク14位)のプールD最終戦となる10月8日のアルゼンチン(同7位)戦は、2位以内がかかった決戦となる公算が大。仮に2位以内が絶望的な試合展開となっても、次回大会出場権を獲得できる3位を確保するために、勝敗はもちろん...
-
ジャパン3戦目の相手サモアの進化 駆け引きを学んで強さに巧妙さが加わった
今回のW杯は、プール分けを2020年12月に決めたために、その後ランキングが大きく動いて、偏った組分けとなった。 プールAには2位ニュージーランドと3位フランスが、Bには1位アイルランドと4位南アフリカ、5位スコットランドが...
-
プールD2戦目の強豪、世界6位イングランドに異変が! 日本代表に勝機が見えてきた
イングランド(世界ランキング6位)にトラブルが相次いでいる。 12日のウェールズ戦でキャプテンのSOオーウェン・ファレルが危険なタックルでイエローカードを受けたが、試合中のビデオ判定でレッドカード相当と判断されて退場処分に。...
-
W杯プールDで「ほぼ確実に勝てる」初戦 唯一格下のチリ相手にやりたいこれだけのこと
W杯では初戦が重要だ。そこでのパフォーマンスがチームの行方を暗示するからだ。 世界ランク14位のジャパンにとって初戦となる9月10日のチリ(22位)戦は、プールDで唯一ほぼ確実に勝利を見込めるゲーム。実際、チリは12日に地元...
-
1次リーグ突破を左右するボーナスポイントを調べると、トライを量産できない理由がわかる
W杯では、ボーナスポイントがプールステージの順位を決める上で大きな意味を持つ。通常は勝利に4ポイント、引き分けに2ポイントが与えられ、負けたチームは0ポイントだが、7点差以内の負けには1ポイントが、さらに4トライ以上取れば勝敗に関係...
-
スクラム、ラインアウトは向上したが…フィジカルで勝る相手の奇策に対抗する術は?
ジャパンがW杯で結果を出すために重要なのがセットプレーだ。 セットプレーにはスクラム、ラインアウト、キックオフ、ドロップアウトの4種類があるが、ジャパンは、スクラムとラインアウトの強化に力を注いできた。 スクラムでは...
-
ジャパンは出足の鋭い防御を強みにしようともくろむが…キックの攻防に課題あり
厳しい戦いが予想されるW杯で、ジャパンはどう戦うのか。 6月の強化合宿では格闘技の専門家ジョン・ドネヒュー氏を招き、徹底的なハードトレーニングで一撃必殺のタックルをたたき込まれた。その手応えを得て、出足鋭いディフェンスを強み...
-
W杯で勝ちが計算できるのは初戦のチリだけ 同格のサモアも代表資格規定改正で侮れない
今回のW杯で、プールDに属するジャパンは、世界ランク14位。現地9月10日のチリ(22位)戦を皮切りに、17日にイングランド(6位)、28日にサモア(12位)、10月8日にアルゼンチン(7位)の順に戦い、2位以上に勝ち残ってベスト8...
-
強化試合で高まったのは「不安」ばかり…司令塔含めチームの骨格いまだ定まらず
ラグビー・ワールドカップ(W杯)が9月8日に開幕する。4年前には、日本が史上初のベスト8入りを果たして「にわかファン」を魅了したが、果たして今回は? 「ベスト8以上」を目標に掲げる日本の実力を検証する。 ◇ ◇ ◇ ...
-
ラグビー日本代表合宿 “極秘コンバット練習”の壮絶中身…選手からは悲鳴も手応え確実
「前回(2019年大会)より過酷。めちゃくちゃキツイ。想像の4倍です」 27日のラグビー日本代表合宿。顔中に擦りキズをつくったフランカーの姫野和樹(28)がこう言って苦笑いを浮かべた。 【写真】この記事の関連写真を見る(...
-
ラグビー日本代表は来年W杯で8強以上なるか…オールブラックスに惜敗で見えた強みと課題
世界ランク10位の日本が歴史的大金星をつかみ損ねた。29日のテストマッチ、同4位の強豪ニュージーランド(NZ)代表オールブラックスに31-38と肉薄しながら敗れたのだ。それでも、過去に2度も100点差以上で大敗した相手に、7点差は最...
-
埼玉WKがリーグワン初代王者に 日本代表は7月のフランス戦に初勝利なるか?
ラグビー「リーグワン」のプレーオフ決勝が5月29日、リーグ初となる「新国立競技場開催」で行われ、埼玉ワイルドナイツ(旧パナソニック)が18-12で東京サンゴリアス(旧サントリー)を下し、リーグワンの初代王者に輝いた。 前半6...
-
ラグビー新リーグ「リーグワン」“スクラム組む前”に全選手薬物検査の今さら
記念すべき新リーグの開幕を7日に控えた「ジャパンラグビー リーグワン」は4日、リーグ所属全選手を対象とした薬物検査を実施する方針を発表した。昨年12月30日にNECグリーンロケッツ東葛の外国人選手(1月2日に契約解除)のコカイン所持...
-
ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーにアサヒビール決定
日本ラグビー協会は26日、アサヒビールと日本代表のオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。契約期間は2024年3月31日まで。 23年W杯フランス大会のワールドワイド・パートナーを務めているアサヒビールの塩沢賢一社長...
-
ラグビー日本代表 6月の英国遠征では前HCに“丸裸”にされる
コロナ禍で休止していたラグビー各国代表の活動が再開される。 日本協会は15日、6月12日に静岡・エコパスタジアムで強化試合を行うと発表。対戦相手やキックオフ時間などは後日、明らかになる。 史上初の8強入りを果たした2...
-
ラグビー最後のTL 集客の目玉は五郎丸とオールブラックス
賛否両論渦まく中、11日に全国大学ラグビー選手権決勝が行われ、天理大が早稲田大を55―28で下し、3度目の挑戦で初優勝。関西勢では1984年度の同志社大以来、36シーズンぶり2校目の頂点に立った。 7日に1都3県(東京、埼玉...
-
ラグビー世界屈指のSOバレットがカネより日本を選んだワケ
「サッカーでいうと、全盛期のクリスティアーノ・ロナウド選手がJリーグに来たようなものです」と、30年以上のラグビー取材歴を持つスポーツライターの永田洋光氏は説明する。 昨年7月に日本ラグビーのトップリーグ(TL)、サントリーサ...
-
五郎丸引退会見 キック技術とメンタル指導で引く手あまた
来年1月開幕のトップリーグを最後にユニホームを脱ぐラグビー元日本代表FB五郎丸歩(34=ヤマハ)が16日、浜松市内で引退会見。早大卒業後にヤマハとプロ契約した際、現役は35歳までと決めていたそうで「気力、体力が衰えているので、節目で...
-
23年W杯ラグビー日本代表 強化は欧州最高リーグ経由がカギ
2023年ラグビーW杯フランス大会1次リーグの組み合わせが日本時間14日に決まった。 前回19年大会に次ぐ8強入りを目指す日本(世界ランキング10位)は、同2位のイングランド、同8位のアルゼンチンと同じD組に入った。 ...
-
エディー・ジョーンズ「最も成長している」古巣日本を鼓舞
「日本は今、最も成長している国だ。本当にタフな試合になると思う」 日本と同組になったイングランドのエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=60)が、古巣をこう持ち上げた。 代表以外にも日本での指導経験が豊富な同HCは...
-
23年ラグビーW杯 日本“死のプール”で8強超えに早くも暗雲
パリで14日、2023年に行われるラグビーW杯フランス大会のプール分け抽選会が行われ、日本は前回大会準優勝のイングランド(世界ランキング2位)、アルゼンチン(同8位)と同じD組に入ることになった。 抽選は、当初はこの11月の...
-
ラグビー五郎丸引退へ 辛酸舐めた“悪ガキ”はいい指導者に
ラグビー元日本代表の五郎丸歩(34)が、来年1月に開幕するトップリーグを最後に現役を引退することを表明。気になるのは引退後の去就だ。 「所属のヤマハ発動機にアシスタントコーチとして残り、指導者修業を始める予定のようです」(ラグ...
-
人権団体も問題視する「五輪開催国」日本スポーツ界の闇
案の定、余罪がゾロゾロと出てきた。 日大ラグビー部の前ヘッドコーチ(HC)による、部員への常軌を逸した暴行問題。すでに、未成年部員に対する飲酒の強要、丸刈りの選手の頭に7本ものつまようじを刺すなどの所業を繰り返していたことが...
-
男子7人制ラグビー 東京五輪メダルへNZで武者修行プラン
史上初の8強入りを果たした昨年のラグビーW杯(15人制)に続き、東京五輪で飛躍を期待される7人制代表が29日、練習を再開した。 都内で行われた非公開練習には主将の小沢大(31)ら6人が参加。新型コロナウイルス感染防止のため、...
-
ラグビー福岡7人制代表引退 2ndキャリアは医学生兼解説者
「決心は揺るぎません」 「後悔をしない人生を」 会見で何度もそう口にした。 14日、昨年のラグビーW杯日本代表のベスト8に貢献した福岡堅樹(27=パナソニック)がオンライン記者会見を行い、7人制日本代表の引退を表...
-
日本悲願のティア1入りも…“ワンチーム”継続はWR会長次第
日本ラグビーが逆風続きである。 今季のトップリーグ(TL)は3月上旬、コロナ禍や一部選手の薬物使用もあってシーズンを中断。同月下旬には中止が決定した。各チームとも15試合のうち6試合を消化しただけで、「ワンチーム」で史上初の...
-
米ラグビー協会破産で火の粉が…日本は後進国に逆戻りも?
新型コロナウイルスの猛威は競技団体をも壊滅させた。米国ラグビー協会が先月30日(日本時間同31日)、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。大会の自粛が続いたこともあり、財政難に陥ったのだという。 今後は...
-
ラグビーW杯「黒字68億円」狙う 森喜朗元首相の“権謀術数”
2019年秋に開催されたラグビーW杯の日本大会が<68億円の黒字>となり、黒字分は3月末で解散する組織委員会から日本ラグビー協会が引き継ぐことになった。もちろん注目は<何に使うのか?>だが、どうやら協会が基金をつくり、ラグビー界の活...
-
選手逮捕続き3月休止 ラグビーTLはコロナより薬物が暗い影
ラグビー界が、コロナに加えてコカインショックに揺れている。 トップリーグ(TL)の太田治チェアマンは9日、日野レッドドルフィンズのLOジョエル・エバーソン(30=ニュージーランド)が、コカイン使用で4日に麻薬取締法違反容疑で...