ラグビー
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選手逮捕続き3月休止 ラグビーTLはコロナより薬物が暗い影
ラグビー界が、コロナに加えてコカインショックに揺れている。 トップリーグ(TL)の太田治チェアマンは9日、日野レッドドルフィンズのLOジョエル・エバーソン(30=ニュージーランド)が、コカイン使用で4日に麻薬取締法違反容疑で...
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清宮氏先導のラグビー新リーグ構想 “足かせ”はジョセフHC
昨年のラグビーW杯で史上初の8強に導いた日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=50)が29日、都内で会見。昨年の流行語大賞に選ばれたチームスローガンを用い「ワンチームを継続し、より良いものにしていきたい」と、2023年...
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キングカズも絶賛 にわか人気じゃなかったラグビーを見よ
「にわか」って言葉を知ってるかい? そもそも「博多にわか」って九州限定の即興芸人。予想もしてないところへ突然やって来てあたりを騒がせて、あっという間にいなくなる。福岡の人間なら知ってるだろ(オレゃ山を越えて東へ抜けた大分の生まれだから...
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観客443人の過去 ラグビーブームの陰で問われる運営の知恵
昨年のW杯で湧き起こったラグビーブームが年を越しても続いている。 11日に国立競技場で行われた大学選手権決勝は、早稲田大学が明治大学を45―35と破って11年ぶりの優勝を果たしたが、詰めかけた観客は5万7345人。元日のサッ...
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桐蔭を初の高校ラグビー単独優勝に導いた緻密な相手分析
ラグビーW杯日本代表WTB松島幸太朗の母校・桐蔭学園(神奈川)が頂点に立った。 7日の御所実(奈良)との高校ラグビー決勝戦。3―14と前半こそリードされたが、後半16分にFB秋浜のトライで逆転すると、同23分にはWTB西川が...
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W杯8強の立役者&球界きってのラグビー通2人の「異色鼎談」
自国開催のW杯で史上初のベスト8に進出し、令和元年のスポーツ界を席巻したラグビー日本代表。専門家から「快進撃の陰の立役者」と称されたのが、長谷川慎スクラムコーチ(47)である。パワーと体格で劣る日本のFW陣を鍛え上げ、長く弱点とされ...
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文科省 全都道府県にラグビー施設整備へ…20億円補正予算
こちらの“桜”にも大盤振る舞いだ。W杯で高まったラグビー人気を受け、文科省が全国47都道府県にくまなく練習場を整備する方針を固めた。経費20億円程度を2019年度補正予算案に盛り込む。既存のスポーツ関連施設などで専用の練習場を新設し...
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根強く残る人種差別 W杯優勝の南アフリカ代表“美談”の裏側
ラグビーW杯で3大会ぶり3度目の優勝を果たした南アフリカ代表のスプリングボクスが5日(日本時間6日)、ヨハネスブルクに凱旋した。シヤ・コリシ主将が優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を掲げると、数千人のファンから大歓声を浴びた。...
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ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」
「若い選手、次のクラスの選手に経験させなければならない」――。 2日に幕を閉じたラグビーW杯で史上初の8強入りを果たした日本協会の森重隆会長が、23年仏大会に向けた課題に若手育成、強化を挙げた。 次回大会に向けた強化策...
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汽車か戦車か W杯フィナーレを飾るラグビーソングの競演
1カ月以上にわたったラグビーW杯も11月2日午後6時キックオフの決勝戦をもってフィナーレを迎える。ファイナルに進んだのはイングランドと南アフリカ。当コラムのラストは、両国の「応援歌」で締めたいと思う。 南アの客席を沸かすのは...
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オールブラックス3位有終も…伝統「ハカ」見納めの危機
1日のラグビーW杯3位決定戦でウェールズを40―17で下し、銅メダルに終わったオールブラックス。ラグビーが国技どころか宗教とまで言われるニュージーランド国内では悲嘆に暮れるファンが少なくない一方で、非難の声も上がっている。 ...
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南ア戦の勝算が「モールさえ封じ込めれば攻撃4割」の根拠
「個々のフィジカルが強いので、(攻守とも)全員で行かなければならない」――。 20日(東京スタジアム)に行われる南アフリカとの準々決勝を前に日本代表ロックのヘル・ウヴェ(29=トンガ出身)が、自分に言い聞かせるように話した。 ...
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優勝候補ウェールズ 木彫りの「ラブスプーン」の霊力とは
優勝候補のウェールズ代表。来日時に選手が携えていた美しい木彫りのオブジェが話題になった。「ラブスプーン」と呼ばれ、ウェールズに読み書きの文化がなかった400年以上も昔から存在する。言葉の代わりに思いを伝えるツールと言ったらいいだろう...
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日本代表は要注意…南ア初の黒人主将コリシ“脅威の統率力”
かつては根強い人種差別がはびこっていた南アフリカにとっては民族融和の象徴的存在である。 2018年6月のイングランドとのテストマッチで、エラスムスHCから主将に指名され、南ア初の黒人キャプテンとして個性の強い選手たちをまとめ...
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ジョセフHCは続投前向きも 日本8強入りで“三つ巴”争奪戦に
「素晴らしい戦いぶりを見せている選手はもちろん、ここまで導いたJJをリスペクトしている」 公約通り、ラグビーW杯で日本を史上初の決勝トーナメントに進出させた「JJ」ことジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=49)に、強豪チ...
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大一番でスタメンの福岡堅樹にスコットランドは面食らった
「5、4、3、2、1、ゼロー!」 電光掲示板の時計が試合終了を示す後半80分に近づくと、横浜国際競技場を満員に埋め尽くした6万7666人の大観衆は、自然とカウントダウンを始めた。 ちょうど80分を知らせるホーンが...
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「小柄なワークホース」J・グレイが8強入りに立ちはだかる
まさにFWの屋台骨である。 身長2メートル超の長身選手が務めるロックにしては199センチとやや小柄だが、ラインアウトでの安定したキャッチングと相手フォワードの突進を食い止める激しいタックルは「馬車馬のような働きぶり」と評され...
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ラグビーW杯日本代表メンバーに見る多様性尊重の具現化
ラグビーW杯は日本代表の快進撃のおかげで空前の盛り上がりを見せている。大会直前までの静けさを心配していた私を嘲笑うかのようだ。しかし、冷静に日本代表メンバーを見てみると31人中15人が海外出身で、そのうち7人は外国籍の選手である。そ...
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豪州ファンの必需品は「ビニールワラビー」と「マチルダ」
多くの代表チームは国旗の色をジャージー(ユニホーム)に使っているが、ナショナルカラーを別に持っている国は、そちらを使う場合がある。 たとえばイタリア国旗は「緑・白・赤」の三色旗だが、選手たちが着ているのは「空色(アズーリ)」...
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ラグビー観戦は酒を飲みながら「アンバランス」を楽しむ
4年に1回のW杯限定だったものが、ここにきてハマり始めたラグビー。他の競技と比べてなんだか良いねと思うこと。 やたら「サムライ魂」だの飾り立てて「日本人じゃなきゃダメ!」って縛りがないこと。国一丸となって鬼畜米英を討ち果たさ...
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南アフリカ国歌の「すべての民族の調和を目指す」熱き願い
〈南アフリカ国歌〉 ①コサ語 神よ アフリカに祝福を与えたまえ 誇りを取り戻させたまえ ②ズールー語 我らの祈りを聞きとどけたまえ 祝福を与えたまえ 我らアフリカの同胞なり ③ソト語 神よ 我らの国に祝福を 戦いも争...
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司令塔レイドローを封じ込めるか…前回W杯日本戦で20得点
「何が起きようが、この大会を楽しむだけだよ。自分たちがやるべきことをやれば結果は付いてくると思っている」――。 ベテランSHのレイドローが、決勝トーナメントへの進出が微妙な状況について、スコットランドメディアにこう話している。...
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ラグビー日本代表WTB福岡堅樹 “スピードスター”のルーツ
ラグビーW杯1次リーグでサモアを38対19で下し、開幕3連勝とした日本代表。アイルランド戦で決勝トライを奪い、サモア戦でも後半1トライあげるなど大活躍なのが、50m5秒8のスピードスターWTB福岡堅樹(27=パナソニック)だ。祖父は...
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日本代表は要警戒…サモアが仕掛ける“超危険”ラフプレー
「練習の中でタックルが高かったり、危険な場合はジェイミー(ジョセフ・ヘッドコーチ=HC)から指摘されているし、低く入ることを植え付けられている。(ペナルティーを取られるのは)心配していない」 2日、予選プール3戦目となるサモア...
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ラグビーW杯 経済効果4372億円も日本の利益は「雀の涙」
今回のラグビーW杯、大会組織委員会が算出した経済波及効果は4372億円。これだけを見れば、開催国・日本はウハウハかと思いきや、日本が実際に得られる利益はごくわずかという。 チケットは予想に反する売れ行きで、27日現在で販売可...
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W杯ロシア戦は高視聴率も…放映権料20億円の後進スポーツ
その瞬間、日本テレビ局内で歓声が上がったという。20日に放送したロシアとのラグビーW杯開幕戦(午後7時30分~同9時54分=東京スタジアム)の平均視聴率が18・3%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)をマーク。瞬間最高視聴率も25・5%...
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ラグビー日本人選手の年俸は野球やサッカーの「10分の1」
アイルランドのメディア「RUGBY LAD」が今年1月、当時の全世界のラグビー選手年俸トップ10を発表した。 同メディアによると、1位は豪ワラターズに所属していた(現在は解雇)イズラエル・フォラウの114万ユーロ(約1・35...
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ホットドックに大行列…ラグビーW杯会場「飲食難民」続出
「ヒドい目に遭いました」 21日、東京スタジアムで行われたラグビーW杯のフランス対アルゼンチン戦を現地で観戦した都内在住の会社員男性(38)は、苦笑いを浮かべてこう言った。 今は試合会場への食べ物と水筒の持ち込みが認め...
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ラグビー日本 “唯一”の活路は公式球を生かしたキック多用
「今大会のボールは飛ぶ上に、よく浮くようだ」――。 ラグビーW杯オーストラリア代表(通称ワラビーズ)のベテランSOバーナード・フォーリー(30)が、大会公式球についてこう明かした。 29日の1次リーグ第2戦(東京スタジ...
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サンウルブズ国内初戦に山下先発 ラグビーW杯は古参揃い?
南半球最高峰リーグのスーパーラグビーに日本から参戦しているサンウルブズが21日、今季の国内初陣(23日=秩父宮)となるワラターズ戦(豪州)に向けた練習を公開。スクラム、ラインアウトなどセットプレーからの攻守を確認した。 練習...