チラシ配りのバイトも…美人マジシャン「シエル」の赤貧時代
<師匠のように面白いマジシャンが目標>
“踊れるマジシャン”として活動中! ダンサー経験を経て転身したカワユイ女性マジシャンの貧乏&苦労話とは?
もともとはダンスが大好きで、15歳から7年間、主に歌番組のバックダンサーやってたんです。実は「紅白」でもバックで踊ったことあります。でもダンサーって、もらえても1万円。衣装が自前だと赤字です。それでオンエア見ると肩しか映ってない(笑い)。だからチラシ配りのバイトもしてましたね。
21歳の時に「踊れるマジシャンダンサー」という2人組の企画ユニットに入ったんです。その時に指導にいらしたマジシャンが「日本一うざいマジシャン・からくりどーる」さんだった。「どーる」だから女性と思ってたら、普通のおじさん!
でも私は師匠のすばらしい人柄と笑いのある芸の面白さに引かれ、マジックが大好きになったんです。相方の女の子は「マジックにそんな興味ない」とやめて、4人も入れ替わった。結局私はひとりになり、ダンスをやめ、からくりどーるさんに弟子入りしました。師匠は割り箸1本で凄く面白いマジックができるので、「私は第2のからくりどーるになりたい!」とまで思ってました。