近田春夫とNY便で痛飲 サエキけんぞうのプロデュース癖
80年代からバンドで活躍し、作詞家、音楽プロデュース、アイドルプロデュースも行う異色のミュージシャンのサエキけんぞう(55)。酒席でもプロデュース癖が抜けない酒好きは、雲の上でも飲みっ放し?
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昔、バンド(パール兄弟)のイベントでは会場を押さえ、構成を決めてと自分でプロデュースしてたけど、僕、幹事体質なのでイベントの打ち上げも仕切ってましたね。
居酒屋では宴会のコース料理が嫌いだから、30人でも70人でもフリードリンク、フリーフードにしちゃう。コース料理って食べたくもないピザとか入っててイヤでしょ。それに、酒を飲まない女性が大酒飲みの男と同じ会費なのもかわいそう。だから僕は全員に好き勝手に飲み食いさせ、僕の“現場の勘”で「君は2000円」「あなたはよく食べたから3500円」と決める。すると集めた十数万円と、お会計の合計の誤差がいつも5000円以内なんですよ。200円しか誤差が出ない時もある。そんな打ち上げが10回続き、みんなから「魔法の幹事」と呼ばれました。