“視聴率男”やしきたかじん 「ケジメ婚」と「遺産」の行方
3日に亡くなったやしきたかじん(享年64)の遺産をめぐり、遺族が骨肉の争いに――。「浪速の視聴率男」とはいっても、どうやらそういう展開にはならないようだ。そもそもたかじんの稼ぎは、思ったほど多くなかった。
「冠番組を3本抱える視聴率男だったとはいえ、関西限定ですからね。在京キー局に比べて、ギャラも7掛け程度。たかじんさんの年収は1億円弱だったそうです。関西での人気は宮根誠司をはるかに上回りますが、稼ぎは東京に進出した宮根の3分の1ほど」(在阪テレビ局関係者)
それでもサラリーマンにはタメ息が出る額だが、たかじんは使いっぷりも半端じゃなかった。祇園や北新地で見かけない日はないというほど夜のクラブ活動に熱心で、ひと晩で500万円使ったなんて話もある。
「だから<ほとんど残っていないんじゃないか>とささやかれています。がん療養中に<株で3000億円稼いだ>なんて話も出回っていますが、あれは完全に“ネタ”。財テクに熱心な島田紳助でさえ、資産は数十億円といわれる。たかじんさんはハワイや札幌に不動産を持っていますが、それらを合わせても、資産はせいぜい1ケタ億円だと思いますよ」(芸能ライター)